小麦粉と砂糖と、ミルクを混ぜたら

小瀧望くんがすきな人の日常ゴト

魔法をかけてくれたこと。

小瀧くんと出会って変わったこと。

 

わたしは大層な捻くれで、うまく自分の気持ちを伝えられないタイプ。特に言葉にするのが苦手で、無理に言葉にするぐらいなら耐えようと思ってしまうタイプ。

草食動物のテンプレみたいな感じで、片思いが幸せ。好きな人が彼女と幸せそうにしている姿をこっそり、見つめているだけでしあわせ、ほんとはその隣にいきたいけど。みたいなタイプ。

特に秀でたものもなくて、顔も体型も残念で、よくいじめられていました。デブ、ブス、って。

時が経てば忘れる、なんて嘘。忘れるのは、言った方。言われた人は、いつまでもいつまでも覚えている。中学生の時に言われたとこ、言われた場所、シチュエーション、大人になった今も、全部全部覚えてる。忘れられない。未だに思い出して、傷つく。

 

そんな経験プラス実際に太っているのもあって、わたしは、自分の体形に特にコンプレックスを抱いています。

特に大学生になったころのコンプレックスが半端なくて、まわりが大学デビューしてお化粧を始めるのに対して、どうせデブスがして意味ない、なんて思ってどうしても素直になれませんでした。(それを若干変えてくれてくれたのが元担で、それはとても感謝しています。)大学に入ったときぐらいが一番太っていて、そこから現在15キロほど痩せたのですが、それでも自分が太っているという認識は消えないし(いや実際にまだ太ってるんだけど)痩せれば痩せるほど、自分が太っているように見えてきてつらくなる。そんな毎日を送っています。デブは死ねと言われてきたので、死ぬべき人間が生きさせていただいているんだから、せめて太ってることに恥じて生きようと心掛けています。

 

そんな感じのわたしなので、ヲタクをするのも自信がなくて、京セラドームの天井席でも、最後のバイバイの手を振ることすらできませんでした。恥ずかしくて。いつも手を叩いていました。草食だし、自分に自信もないし、でほんとにダメダメ人間でした。

 

そんなわたしを変えてくれたのが、小瀧くんでした。

小瀧くんを好きになったとき、ほんとにFall in Love、恋に落ちたっていう表現が正しいぐらい、元担のことを好きだった日々が嘘のように転げ落ちて(これを読んで当時を知っている人はその通りすぎて笑うでしょう)、かっこよくてかわいい小瀧くんのうちわを持ちたい、って思ったときに、ほんとに今までの邪念はなんだったんだって思うぐらい、自然に「このままじゃだめだ」って思ったんですよね。

小瀧くんのうちわを持つなら、それに恥じない女の子にならなきゃいけない、ってホントに自然と、思ったんです。

そこから、私は変われました。

お化粧が出来るようになった。可愛いお洋服を選ぶのが楽しくなった。眼鏡からコンタクトに変えた。ヒールを履くようになった。髪だって染めた。ダイエットだってした。

お洒落をしてコンサートに行くのが楽しくなった。

小瀧くんのうちわを持って座席の前に立つ約2時間は、わたしはお姫様になった気分だった。ううん、わたしだけじゃない、きっと、じゃにをたはみんな、そうなんだって思った。特別な2時間は、みんながみんな、それぞれ、お姫様。

 

小瀧くんが、わたしを、捻くれたデブスから、女の子になる魔法をかけてくれたって、今でもそう思います。

 

小瀧くんの名前に恥じないファンでいたいって、今でも思います。

そのためにも、まだもうちょっと痩せられるようにわたしは頑張りたい。デブスは変わらないし、ほんとに実際見たらガッカリされるようなタイプの人間なんだけど、それでもまだ変われるなら変わりたい。自分が太っているって認識は、多分どれだけ痩せても変わらないと思うけれど(痩せてから言えよって感じだけど)、できるところまでやってみたい。こうやって思えるのも、わたしがまだ小瀧くんのうちわを持っていられるからなんだと思うと、ファンをさせてくれる小瀧くんが存在してくれていることに、感謝の気持ちでいっぱいになる。

わたしをいじめてきた人たちは、今はもう何をしているのか、どこにいるのかすらも分からないけど、いつか出会った時に、何倍も素敵な女で在りたいと思うし、そのためには努力しないといけないと思うんだけど、

でも、きっと、小瀧くんのおかげで、わたしはその人たちより、ずっとずっと幸せな日々を送っているとは、思います。

 

 

何が言いたいかって、痩せよう痩せようって言ってるわたしを見張っててね、みんな、ということです。